循環器内科 ペースメーカー外来
循環器疾患とは
血液を全身に循環させる臓器である心臓や血管などが正常に働かなくなり、高血圧症や脂質異常症などの生活習慣病を始め、緊急性の高い急性心筋梗塞などの虚血性心疾患や心不全など多岐にわたる疾患の総称です。
また、循環器疾患全体にかかる医療費は国⺠医療費の 19.7%(平成29年)を占め、第1位となっています。
⽣活習慣の改善による予防だけでなく、治療が⻑期化し患者の⽣活への影響も⼤きいことから、⽣活の質(QOL)の向上も重要視されるようになっています。
循環器疾患は、急性期だけでなく、慢性期においても急変のリスクが高い疾患も多いため、適切な服薬治療、栄養管理、リハビリが重要となります。
当院は複数名の循環器内科専門医による質の高い医療を患者様に提供し、患者様の生活に寄り添った診療を心がけています。
循環器疾患を疑う主な症状
- 最近少し歩いただけで動悸、息切れがする。
- 動くと胸が締め付けられるような痛みがある。
- 夜寝るときに息苦しくて眠れない。
- 足が浮腫んできた。
これらの症状が急に出てきた場合、循環器疾患の可能性があります。
まずは受診する事が大事です。
ご心配な方はお気軽に当院にご連絡ください。
対象心疾患
- 慢性心不全
- 虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)
- 心臓弁膜症
- 不整脈
- 下肢閉塞性動脈硬化症
上記疾患以外も対応致します。
当院で行える検査
- 心臓超音波検査(画像ファイル<心エコー>)
- 24時間ホルター心電図検査
ペースメーカー外来
恒久的ペースメーカ植え込み後の患者様は定期的(半年から1年に1回程度)にペースメーカの作動状況等を確認する必要があります。
外来では創部の確認、ペースメーカの電池残量や不整脈の有無をチェックし、適切に調整致します。
植え込み機種によっては遠隔モニタリングの導入も可能です。
ペースメーカ外来受診時は、ペースメーカ手帳を忘れずに持ってきてください。