肥満症外来(自由診療)のご案内
2026年8月1日より肥満症治療薬(GIP/GLP-1受体作動薬:ゼップバウンド)を用いた肥満症外来を始めます。
肥満症には治療が必要です。
【肥満症】は、"肥満"のために健康障害を引き起こす、もしくは引き起こすリスクが高い状態のことを指します。
これまで、食事療法、運動療法を行っても十分な効果が得られなかった方に対して【ゼップバウンド】が使用できるようになります。
ゼップバウンドとは
ゼップバウンドの効果
ゼップバウンドの安全性について
治療の対象となる方①
高血圧症、脂質異常症、2型糖尿病のいずれかの診断を受けている。
↓ はい
BMIが35kg/m2以上→ゼップバウンドの治療対象です。
↓ いいえ
BMIが27kg/m2以上で2つ以上の肥満症の健康障害の診断に関わる健康障害(高血圧症、脂質異常症、2型糖尿病を含む)がある。
↓ はい
ゼップバウンドの治療対象です。
肥満症の診断に関わる健康障害
(1)耐糖能障害(2型糖尿病・耐糖能異常など) (2)脂質異常症 (3)高血圧症 (4)高尿酸血症・痛風
(5)冠動脈疾患 (6)脳梗塞・一過性脳虚血発作 (7)非アルコール性脂肪性肝疾患
(8)月経異常・女性不妊 (9)閉塞性睡眠時無呼吸症候群・肥満低換気症候群
(10)運動器疾患(変形性関節症:膝関節・股関節・手指関節、変形性脊椎症) (11)肥満関連腎臓病
※2型糖尿病の方は糖尿病治療薬としてマンジャロ(ゼップバウンドと同じ成分です)が使用可能となりますので、通常の保険診療となります。
治療の対象となる方②
BMIが27kg/m2以上
↓ はい
中等度以上の閉塞性睡眠時無呼吸症候群の方(ポリソムノグラフィー検査でAHI(無呼吸低呼吸指数):15以上、又は簡易モニターを用いた睡眠検査でのAHI:30以上)
↓ はい
ゼップバウンドの治療対象です。
※睡眠時無呼吸症候群は閉塞性、中枢性の2つ分類があります。ご自身の状態がどちらに分類するか不明な場合は、受診の際に睡眠レポートを持参いただくか、主治医の先生に確認をお願いします。
当院の治療の流れ
初回受診
現在の生活状況など詳しく伺い、治療適応かどうかを判断します。(身体測定、必要時血液検査など)
2回目の受診(初回受診から1−2週間後)
血液検査の結果説明を行い、治療適応であった場合、栄養指導を受けていただき、ゼップバウンドによる治療を開始します。
(初回はゼップバウンド2.5mgからとなります。)
継続治療
治療開始後は4週間に1度、外来通院していただきます。栄養指導、血液検査は2-3か月に1回程度行います。
栄養指導について
当院専任の管理栄養士による栄養指導を受けていただきます。治療開始後は2-3か月に1回栄養指導を受けていただきます。
定期的な栄養指導以外は適宜栄養相談(無料)にて食事療養のアドバイスをさせていただきます。
ゼップバウンドの投与方法
治療期間
当院では、ゼップバウンド投与期間は最大で72週間としています。その期間までに患者様には目標体重を目指していただきます。72週までに目標体重に到達した場合や医師により中止と判断する場合は早期に治療は終了することがあります。
費用
初回診察料
8,490円(税込)
(初回診察・血液検査)
継続治療費(税込)
| 用量 | 費用(4本で1セット) |
| ゼップバウンド 2.5mg | 24,230円 |
| ゼップバウンド 5mg | 34,230円 |
| ゼップバウンド 7.5mg | 43,230円 |
| ゼップバウンド 10mg | 53,230円 |
| ゼップバウンド 12.5mg | 63,230円 |
|
ゼップバウンド 15mg |
73,230円 |
外来受診について
よくある質問
Q ゼップバウンドは保険診療で受けることはできますか?
A 保険診療での肥満症治療を行える医療機関は教育研究施設(大学病院などの総合病院)に限られており、多くの肥満症患者様に治療を受けていただくことが難しい現状があります。当院では、単なる"肥満"ではなく、保険診療上適応のある"肥満症"の患者様にいち早く治療を開始していただくため、栄養指導とゼップバウンドの治療を並行して自由診療という形で行なっております。
Q 誰でも治療を受けることができますか?
A 当院は健康障害を有するリスクのある肥満症の患者様が対象となりますので、BMI:27未満の方でダイエットのみを目的としたゼップバウンドの処方は行っておりません。
Q マンジャロとゼップバウンドの違いは何ですか?
A マンジャロとゼップバウンドはどちらも【チルゼパチド】という薬剤ですので、成分は同一になります。違いは、マンジャロは2型糖尿病治療薬、対して、ゼップバウンドは肥満症治療薬といったように適応症と目的に違いがあります。そのため、2型糖尿病に罹患していない方にマンジャロを処方することは適応外となりますのでご注意ください。
Q 治療が必要な生活習慣病など病気が見つかった場合はどうしたらいいですか?
A 当院での治療をご希望の方は、後日改めて通常の診療(保険診療)を受けていただくことができます。
※ゼップバンドの治療は自由診療となりますので、通常の診療(保険診療)を併用した混合診療を受けることはできませんので、ご留意ください。
その他ご不明な点がありましたら、お気軽に当院までご連絡ください。(087−876−0056)
